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2010-03-02

電子書籍のISBN付与問題

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→ http://current.ndl.go.jp/node/15854

引用します。

・出版社はそれぞれのフォーマットに異なるISBN番号をつけることを勧める。
・Amazon社のKindleのように、限定されたルートで特定のフォーマットのみが流通する場合には、ISBNを付与しなくてもよい。
・出版社が別々のISBN番号を付与しない場合には、2008年のガイドラインに引き続き、やむをえない手段として、流通業者等によりISBNが付与されることも認める。
・オリジナルの.epubフォーマットのファイルをオリジナルとして識別できるような仕組みが必要である。
・書籍の「章」が独立して流通する場合、それにもISBNを付与すべきである。

    販売の立場に立って考えると、紙書籍ー電子書籍ー電子書籍各章に各々ISBNを付与するなら、同時にそれらを紐付けできる上位のユニーク番号(みたいな仕組み)も整備して欲しいところです。
    「オリジナルの.epubフォーマットのファイルをオリジナルとして識別できるような仕組み」って言うのが、それを意図してるのカシラ。

    何にせよこれは急務ですよね。業界団体とか「この先生きのこる」的な事を色々考えてるみたいですけど、こういう「裏方」の部分も今のうちに真剣に考えて、いち早く行動に移した方が良いと思います。普及してからじゃ手遅れだし、てゆーかケータイ電子書籍とか多分ワケわからん事になってるだろうと思うし……

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