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2010-02-23

iPhone/iPadでエロ本売る方法を考えてみようの巻

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金曜に発覚した「AppStoreからグラビア排除された件」、各所で盛り上がっております。

電子書籍市場にエロ本の席はない?(安田理央の恥ずかしいblog)
Apple、アダルトアプリをApp Storeから大量削除か(itmedia)
AppStoreグラビア系アプリ、iTunes改良で復活を期待(アキバではたらくプログラマのBlog)

今までも「グラビアは電子書籍カテゴリから分離しろコノヤロウ!」みたいな話はあった訳ですが、いきなりの強権発動には吃驚です。ついでに某青ダヌキも削除すりゃ良かったのにね。

さて、基準がどうのカテゴリ分けがどうのという話もありますが、いずれにせよAppleは(日本のケータイキャリア同様)「ガチエロは断じて売らせねぇよ?」というのは明かです。でもさ。iPadだぜ? あのデカイ画面でタッチできて、加速度センサーついてるんだぜ? これでエロやらなかったら、もったいないお化けに陵辱されちゃいます。

では、iPhone/iPad向けにエロコンテンツを売る方法を考えてみましょう。


1.AppStoreではビューアだけ配って、コンテンツは別途買わせる(アプリに同梱しない)

KindleアプリやeBookJapanの形ですね。以前にアプリから入手できるエロ古典文学が問題になった事もあって、現状(単体アプリよりは)Appleの監視が緩い気がします。この方法の問題点はこんな感じでしょうか。

・クレジット課金等で決済させる必要がある(アプリ内課金も可能だろうけど……審査されそうな気が)
・(単体アプリに比べると)AppStoreでの訴求力が落ちる
・Appleが本気出すと削除されそう

Appleの監視体制次第という面があるので、エロ前提だと危険そうです。


2.Safari上で見せる

ケータイで言う所の「勝手サイト」みたいな。この場合は単なるWebサービスなので、そもそもAppleが文句言える筋合いでもありません。PCやAndroid等への対応も(アプリ作るのに比べれば)簡単そうです。問題は……

・AppStoreからの集客が一切期待できない
・アプリと違って高度な制御ができなそう?
・Flashが使えないので、できる事が限定されてしまう?
・当然Apple課金は使えない

技術面の問題は、凄い人が頑張ればできるのかもしれませんが、集客力と利便性の圧倒的不利は否めません。でも、受け入れられれば自由度は高い。既にPCプラットフォーム等でエロ顧客を抱えている企業が参入するには良いのかも。DMMとか!


3.Appleは見捨ててAndroidでやる

Androidは文句言われる筋無さそうですよね。何の解決にもなってませんがww
でも、それこそAmazonレベルでエロコンテンツの殿堂的な立ち位置になれたら、勝負できるかもしれませんよ?


正直、これらの方法は「普通のコンテンツ」なら相当に厳しいと思います。アプリがあって、お金払うのはボタン一つでOKという世界にユーザが慣れてしまってるし、現状AppStore以外のプロモーション先が育っていないし。でもそれってケータイの公式サイトと勝手サイトの構図と一緒で、「エロならば」乗り越えられる壁かもしれない。

そして一度壁を乗り越えられたら、これはかなり良い商売になるのではないでしょうか。特に2、3の方法。仁義通してくれないAppleさんに高いショバ代払わなくたってお客さんが来てくれるし、コンテンツのハンドリングだって自分達で好き放題できる。そしてもしWebサービスとして成功すれば、貴重な広告媒体になって収益をあげることさえ可能かもしれません……

いやホント、iPadでコアマガジンとか茜新社のエロースなマンーガ読めたら、個人的に予約確定なんですよねー

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