この記事。前編は大したこと書いてなかったので取り上げませんでした(キリッ
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/100226/its1002260751000-n1.htm
以下項目別のツッコミ。
”「著者と直接取引され、出版済みの書籍のデータだけ引き取られたら」”
→素人考えで恐縮ですが、出版済の書籍に関しては、版元と著者の契約書で対応すべき問題なのではないでしょうか。
ここに書いてあるような「口約束」とかそもそもお話にならないし。ガイドライン云々と言う前に、先ずは契約書結ぶなり覚書交わすなりアクションした方が良いんじゃないでしょうか。慣習?シラネーヨ。
てゆーか、多分ちゃんとしてる版元はちゃんとしてるでしょコレ。
”紙は約3千部が完売したのに対し、電子書籍はわずかに50部ほどが売れただけだった。”
→こういうのって、「どういう規模のサイトで販売したのか」「どのようなプロモーションを行った結果どの程度の来客があり、コンバージョンは何%だったのか」という前提を出さないと意味無いと思います。
「新聞広告打って、紀伊国屋全店の新刊台に置いてもらった結果」と「田舎の本屋1件で実験的に売ってもらった結果」じゃ、全然違うでしょ?
”「電子書籍で成功しているのは、コミックと辞書だけといわれる。だけど、電子書籍市場が膨らんでいるのは確かなこと。先回りして、新たなメディアのあり方を探りたかった」”
→各キャリアのメニューから「電子書籍→小説」を見に行くと、かなり多くのCPがサイトを構えているのが確認できます。
http://imode-press.jp/imode/top/sitelist/03page2.htm
http://k-tai.auone.jp/ezweb/
https://mb.softbank.jp/scripts/japanese/mysoftbank/tool/contents_bookmark/index.jsp
まぁサイトがあるだけでは成功してるか失敗してるかわかりませんが。でも版元ならともかく、これだけの数のCPが「成功していない=売れてないサイト」を延々と続けてると言うなら、意味がわかりませんね。
2010-02-27
ツッコミだけ書いてみる→【電子本の衝撃】揺れる出版界(下)膨らむ市場 期待と戸惑い
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